介護保険制度は2000年度に始まり、3年に1度見直しが行われ、2015年度から新たな3年間が始まっています。今回の改定で特筆すべきは、改定後の介護報酬が2.27%の引き下げとなったことにあります。事業者側としては何とも痛手ですが、実態としては、介護職員処遇改善加算や良好なサービスを提供する事業者への加算率がアップされるなど、メリハリをつけた適正化が図られています。
当グループとしては、これに合わせ事業規模を拡大させ、「規模の経済」を発揮させることにより介護職員の処遇改善を図り、質の高い介護につなげていく。
もう一つ、強化すべき事項として「介護食」の充実を図ることを掲げています。かつては「年を取れば痩せるのは当たり前」と言われていましたが、今や、必要なエネルギーとたんぱく質不足の「低栄養」状態が問題になっています。健康=食事をしっかりとることこそ、高齢者の怪我・病気のリスクを低減させると考えます。栄養バランスがいいのは当たり前。美味しいゴハンを研究し、食事が楽しいと評判を頂ける施設を目指します。